FC2ブログ

晴れのち自転車時々猫

チェリー、スミレ、スパッツ、スージー、それに自転車とかカメラ類と戯れる日々を綴ります。



スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

気になる歌声

早めの昼食を取ろうと入ったハンバーガーショップで席に座ってiPhoneでシコシコ現像をしていたとき、耳に入ってきた店内のBGMが妙に気になりました。かなり昔の曲の様ですが、その声にはどこかで聞き覚えがあるような・・・・音楽もとてもエキゾチックでムスターファが恋をしてどうしたこうしたという歌なのですが、ムスターファといえばトルコ人?

その曲は見事にエンターテイメントしていて、聞いていて楽しいのです。きっとラジオで音楽を聴いて楽しんでいた頃の曲だろうと思いました。映像がなくても音楽の軽妙なアレンジとおかしな歌詞でどんどん耳を惹きつける、というような感じです。とても気になったのでお店の人に聞いてみたところ、歌っていたのは坂本九、タイトルはパラダイスキング名義の「悲しき60才」と分かりました。

調べてみると「悲しき60才」は1960年にパラダイスキングの一員として歌われたもので(歌詞は青島幸男)、翌1961年には永六輔の作詞による「上を向いて歩こうよ」が大ヒットとなります。「悲しき60才」はヨーロッパでヒットしたトルコ民謡をベースにしたムスターファのカバー曲でした。どおりでエキゾチックなはずです。どういう経緯でこの曲が作られたかは謎です。東芝レコードから出たこの曲はパラダイスキングのヒット曲第一号となったようですが、今まで耳にしたことはありませんでした。戦後の音楽業界の傾向だったのかも知れませんが、坂本九はオリジナル以外にもいろいろとカバー曲を歌っているようですね。でもアレンジもバンドの演奏ももちろん坂本九もとてもいい仕事しています。

1985年、坂本九はJAL123便の墜落で帰らぬ人となってしまいました。ウィキペディアを読むとどういう事情でJAL機に搭乗することになったのか詳しく書かれていますが、まるで運命の触手にからめ捕られてしまったかのようです。そのキャリアの絶頂で突然坂本九は消え去ってしまいました。でも彼が50年も前に歌った曲が今でもりっぱにエンターテイメントとして通用するというのは凄いことです。果たして今のヒットソングが50年後の2060年にも通用するだろうか?と考えてしまいます。

スポンサーサイト

スリラー!

朝のテレビ番組では毎日のように故マイケル・ジャクソンの特集をしています。死因がどうのこうのとか騒いでいますが、ここでは関係のない話。実は今日の番組の中で有名なミュジック・クリップ「スリラー」を最初から全て観ることが出来ました。今までダンスシーンとかほんの一部しか観たことがなく、全編観たのは今日が初めてです。

最初は真夜中のデート・シーン、突如月の光を浴びて狼に変身するマイケル、でも実はそれは二人が映画館で観ていた映画の中の話、映画を怖がって映画館を出るガールフレンドを追うマイケル、そしてスリラーの歌が始まり有名なゾンビの群舞シーン、ゾンビ達に追われ家の中で追い詰められるガールフレンドの絶叫、しかしハッと目を覚ますとそれは白昼夢だった、しかし最後の最後に実は・・・というヒネリ。

ミュージック・クリップと言ってしまうのは失礼な完成度で立派なショート・ミュージカル・フィルムと言っても良いでしょう。恐怖映画もどきのストーリーと歌とダンスが完璧な完成度でシームレスに繋がり、圧倒されます。隙が全くありません。確かにCGなしでエフェクトの完成度が低い点もありますが、25年前の撮影とは思えません。それに「スリラー」のアルバム販売に合わせて作られたのですからかなり短期間で撮影されたはずです。

マイケルの歌・踊りも素晴らしいですが、ゾンビを躍らせようというアイデアが秀逸です。その振り付けも凄いです。あれはマイケルが考えたのでしょうか?いったいこの凄い作品は誰が作ったんだろうと思っていたらエンドロールにちゃんと出ていました。「ジョン・ランディス」です。確か「狼男アメリカン」を撮った監督ですね。本当にいい仕事をしたものです。この「スリラー」、一番輝いている頃のマイケル・ジャクソンの素晴らしさを堪能出来るフィルムに違いありません。

スリラー


追記
マイケル・ジャクソンが死の前日にステープル・センターで行った英国公演の為の最終リハーサルがマルチ・カメラ、マルチ・トラックで全て収録されていたそうで、彼の最後のアルバムとしてリリースされるかも知れないとのことです。 合掌
追記2
「狼男アメリカン」はリメークされることが決まったそうです。監督はジョン・ランディスではないようです。

みんなのうた

時々NHKの「みんなのうた」を観ることがありますが、大概その時はパシャパシャ作業をやっていることが多いのです。なので特に注意を払って観ている(聴いている)訳ではありませんが、先日放映された歌は注意を引かれること引かれること。結局テレビに視線を注いで1曲まるまる聴き込んでしまいました。

その歌は1フレーズ、1フレーズが魅力的で歌詞もダイレクトに訴えるというよりも、婉曲的な表現ながら示唆に富んでいます。HANAという曲で歌い手は暮部拓哉。全く知らない歌手でしたが歌い方も実に歌詞に合っていてグイグイと引き込まれてしまいました。どういう経緯でこの曲が「みんなのうた」で流されたのか知りませんが、このCDは買うつもりです。買いたいと思うCDなんて3年ぶり位ですねぇ。

追記
オフィシャルページがありました。
コロンビアミュージックのページで試聴も出来るようです。

ラマダンの夜

H氏に誘われて「ラマダンの夜」というタイトルがついたコンサートを聴きに渋谷Bunkamuraのシアターコクーンへ。タイトルから分かる通りイスラム圏の音楽です。今回のお目当てはパキスタンのカッワーリ。イスラム風の賛美歌と言えばいいでしょうか。シンプルなビートに乗りながら歌われるコブシの効いたボーカルとコーラス・ワークのグループは独特なものがあって世界中にファンがいるようです。第一人者と言われるヌスラット・アリ・ハーンが1997年に亡くなってしまって以来その手の音楽を聴くことはなかったので果たしてどんなものになるか、今回のリーダー、ファイズ・アリ・ファイズという人は名前も初めて聞くので期待半分・不安半分と言ったところでした。


faiz.jpg


8名のメンバーがステージに座ってタブラ・バーヤがカッワーリのビートを刻み始めるとそんな不安は吹っ飛びました。どんどんどんどんボルテージが上がり、そのまま上がりっぱなし。楽器と言えばハルモニウムとタブラ・バーヤ、それに手拍子しかないのにこの一体となったグルーブ感には圧倒されてしまいます。ファイズ・アリ・ファイズの歌唱テクニックも素晴らしいですが彼のエア・ギターのような身振りも観てて楽しいです。ラストではステージにお札をバラ巻く人(おひねりですね)も現れてスタンディング・オーベイションで終わりました。いや?なんとも熱いエネルギッシュな音楽でした。

次のステージはイランから来たカイハン・カルホーン(ケマンチェという小型のチェロのような擦弦楽器)とシアマク・アガエイ(サントゥール)のデュオ演奏。う?ん、これは正直言って辛かったです。1曲が1時間20分は長過ぎで聴いている方も集中力が持ちません。それにコンポジションがなく、即興主体なのでなおさらです。せっかく名人同士のセッションなのにこれはちょっと残念な結果でした。ステージ順としてもカッワーリの熱いステージの後というのはミスマッチなような気がしました。

コンサートが終わってみるともう10時20分、7時開演でしたから随分長いステージでした。外に出てみると雨も上がったようでラマダンの夜のようにH氏と近所の飲み屋に駆け込んで飢えを満たしました。

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。