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晴れのち自転車時々猫

チェリー、スミレ、スパッツ、スージー、それに自転車とかカメラ類と戯れる日々を綴ります。



無事帰宅

京都からひかりで品川下車で21時過ぎに無事帰宅しました。
無事には無事だったのですが、晩飯に手違いで超大盛りで出てきたパスタを完食、その後ヒィヒィ言いながら坂道を上がっている途中でウサギさん(白いロード)が突然現れなぜか二人でデッドヒートのあげくチェーンが外れ・・・・orz
まぁ無事で何よりです。
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古都ポタ 京都ソロ編 其の弐

朝5時頃目が覚めると雨がしとしと降ってます。朝ポタは無理かなと諦めかけていたら6時半頃には殆んど上がったので八坂神社まで行ってみました。空はどんよりと曇っていてさえません。あまり見るものもなく朝食を食べに宿へ戻ることにします。途中の道で高そうなブランド物のロードやMTBばかり展示しているショップを発見。京都にもこういう店があるんですね。

今日の朝食は食堂で同宿のカナダ人夫婦と一緒。
「どこから来たの?」
「東京から。新幹線でバイシクルを運んできました。」
「へ?、バイシクルを?畳んで?」
「イエス、京都はそれ程広くないからバイシクルがちょうど良いんですよ。」
「それはいいアイデアねぇ。私の旦那もバイシクル・エクサイスをやっているのよ。」
「それは健康にいいですねぇ。」
カナダ英語って聴き取り易いんでしょうか、何とか会話成立してホッ。

連日のポタのせいか体が疲れているようです。特にどこかへ行く予定もないので今日は体を休めることにしました。10時に梨の木のおばちゃんにお礼を言ってチェックアウト。おばちゃんに梨の木神社に美味しい水があると言うことを教えてもらいましたので寄ってみることに。ちょうど神社の裏通りを走っていると自転車が止まっていて近くでおじいさんがペットボトルに水を汲んでいる姿を目撃。どうもここのようです。

清めの水場の所に蛇口が付いていてそこから水が出ています。試しに飲んでてみると「!?」。なぜか水が柔らかく感じられてそれで丸い玉のようなイメージを連想してしまいます。早速手持ちのボトルに汲みました。汲んでいる間にも後ろにはまた別のボトルを持った人が並んでいます。話によるとこの水でコーヒーやお茶を出している店があるそうです。

さて今日は桂にある天然温泉「仁左衛門の湯」を目指します。五条烏丸に出て9号沿いに真っ直ぐなので迷うことはなさそうですが雨が強くなってきました。道路脇を走るとどうしても濡れた白線の上を走ることになるので用心深く走行。時々ナビで測位して確認しながら走りますがやはり防水仕様のPDAが欲しくなります。11時過ぎに「仁左衛門の湯」に到着してさっそく一風呂浴びていやはや極楽。しばし体を休めてから付属のレストランで昼食。外を見ると雨はほとんど止んだようです。

気分もリフレッシュして再び来た道を逆戻りして目指すはキンシ正宗の「堀野記念館」。(旧堀野家本宅)実は昨日も言ったのですが残念ながら休館日でした。どうもここで地ビールを作っているらしいのです。(京都町屋麦酒醸造所と言うそうです。)入ってみると300円でガイドさんが説明してくれて試飲も出来るとのこと。これはお得と思い早速お願いすると出てきたおばちゃんがここの由来から現状までをマンツーマンで丁寧に教えてくれました。

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堀野記念館の入り口


天皇が東京に移るまでは御所周囲には水の良さを生かして多数の造り酒屋があったそうです。しかし天皇の東京移転後、それらの造り酒屋の多くは御所周辺を去ってしまったのだとか。キンシ正宗も明治13年に醸造拠点を伏見に移転してしまい、その後は本社として残ったようです。ここには桃の井と呼ばれる湧き水があって醸造に使われており、これは創業以来涸れたことがないそうです。飲んで見ると先に飲んだ梨の木神社の水と同じでこれも柔らか。実は二つは同じ水脈なのだとか。

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桃の井


京都は何度も大火で黒焦げになったそうですが、それらにも耐えて残った蔵の中で実際に使われていた醸造用の設備など拝見しました。良い日本酒製造の条件は、
 1.良い水
 2.良い蔵
 3.良い米
の三つの条件を満たしていなければならないそうです。1と3は分かりますが2はちょっと意外でした。2は製造上の温度管理上非常に大切とのことです。特に昔は温度のコントロールはなかなか難問だったようでそれが上手くいかなかったらば良い水も良い米も全て台無しになってしまう訳です。

蔵の次は町屋の紹介。なんと先代の社長さんまでは実際この町屋に住んでいらしたとのこと。それがそのままの状態で保存されています。町屋の中に上がって中を見れるのは貴重な経験です。

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街路に面した切子格子


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一階の居間


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狭いながらも凛とした造り


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二階客間から中庭の眺め


町屋の中は狭い空間ながらも落ち着いたたたずまいで落ち着いた雰囲気があります。二階には従業員の部屋もありますが、出入り口がなく一階から梯子をかけて出入りしていたそうです。

最後に日本酒とビールの試飲。少量ですが日本酒のキャラの違いと言うのがよく分かります。大吟醸はやはり凄い。削りに削って造られるその過程を知るとガブ飲みは出来ません。続けてビールも試飲します。先日はカッパカントリーでも黄桜の地ビールをいただきましたがこちらも旨い。やはり良い水がどちらにも良い影響を与えているんでしょう。一通り見学コースが終わったところで早速横にあるバーで地ビールを頼みました。残念ながら京都市内に出荷されている程度で他にはデリバリーされてはいないそうです。

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町屋麦酒で一服


 ・キンシ正宗株式会社

そろそろ帰らなければなりません。京都駅で切符を買って駅前でMC-1を畳んでいる時でした。看板の向こう側にヘンなトレーラーらしき物が見えます。「?」と思ってMC-1を転がしながらまわってみると中年男性がGIANT製のクロス・バイクにトレーラーを繋げようと作業をしているところでした。横を見るとパニアバッグに大量の荷物が。聞いて見ると台湾から家族でツーリングに来たのだそうです。子供は小学生低学年かな。いや?、凄いな。「Good Luck!」と声をかけてその場を去りました。(写真を撮ればよかった。)

実はこの人達とは東京ですれ違ったんじゃないかと思います。確か同じ形のトレーラーを牽いた荷物満載のツーリング・バイクが小径オフ会@皇居の時に横を通過していった記憶があります。向こうもたくさん並んだリカンベントに気が付いて振り向いてましたっけ。なんとも奇遇です。

これにて今回の古都ポタは終了。ちょっと天気が残念でしたがなかなか充実したポタリングでした。もう少し交通費を削れればもっと気安く来ることが出来るのですがこれは今後の課題ですね。