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晴れのち自転車時々猫

チェリー、スミレ、スパッツ、スージー、それに自転車とかカメラ類と戯れる日々を綴ります。



気になる映画 ラ・ジュテ(La Jetee)

ちょっと気になる映画があり、どうしても観たくなってきました。タイトルはLa Jetee(ラ・ジュテ:送迎台の意)というフランス映画、新作ではなく1962年に製作された30分弱のショート・フィルムです。今から45年も前の作品ですが調べてみるとなかなか興味深いことが分かってきました。テリー・ギリアムはこの作品にインスパイアされて12 Monkeysを製作したのだそうです。インスパイアというよりは再映画化といった方が良さそうです。12 Monkeysの元ネタになったことから分かるようにラ・ジュテはSF映画ですが、映画とは言ってもほとんどモノクロ写真のスライド・ショーで構成されており、それにナレーションを組み合わせて作られています。手法からすると12 Monkiesとは全く異なるもので、いわゆる商業的ヒットを狙って作られたものではなさそうです。今回気になった原因はこの映画のレビューをIMDBで調べてみると異様に評価が高いことです。いくつか引用して見ると、

・Timeless work of art.
・One of the most powerful short films ever made.
・Perfect form, perfect story, perfect film.
・What an extraordinary film!
・A movie that changed my film-watching life.
・Still one of the greatest science fiction films ever made.
・The most heartbreakingly despairingly romantic science fiction film ever made.

辛口なIMDBのユーザーズ・コメント、それも古いフランス産SF映画にしては異常な高評価です。(もちろん中には「眠くなったよ」なんてコメントもありますが。)画面が動いてこそ映画なのにあえてモノクロ写真を並べた展開でこんな高い評価を得ているのか、全く不思議です。中でも最も気になったコメントは次のようなものです。

But when the film ended, there was about 30 seconds of stone-silence before the murmuring began.

murmuringとは上映後のざわめきのことですが、むぅ、30秒のストーン・サイレンスって何でしょう!?
これは絶対観てみたいですね。

追記:
監督はクリス・マルケルという人。Wikipediaで調べるとハリウッドなんかとは無縁な随分と硬派な映像作家のようです。Wikipediaにも書いてありますが、お茶目なところもあるようで、「現在パリ在住、インタビューは受けず、彼の写真を頼まれると彼の猫ギヨムの写真を代わりに提供する。」のだそうです。
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