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晴れのち自転車時々猫

チェリー、スミレ、スパッツ、スージー、それに自転車とかカメラ類と戯れる日々を綴ります。



針穴初体験@川崎

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汝とまれみ ょ (Nikon AF600/Centuria 200)


拝御さんのブログで撮影会@川崎という話があったのでこれは良いチャンスと参加しました。いつも自転車で走り回っている人達なので参加者はサイクリストばかり。今回は輪行するかもという話もあったのでまだ整備の終わってないMC-1を引っ張りだすことにしました。現状MC-1はトップギアだけ使わなければ問題無しという状態です。

最近カメラが増えたので選択に迷いましたが装備は軽くしたいので、
・ニコンAF600(フィルム、広角28mm)
・リコーGX100(ディジタル、露出計として)
・Pinhole Blender Mini 120(ブローニー判、30mm相当)
の3台にしました。
今回のメインカメラはPinhole Blender。文字通り針穴写真機です。形状はどう見てもただの空き缶(笑)。自作することも検討中ですがいざ作るとなるとけっこう時間がかかりそうなので完成品を購入しました。フィルムはブローニー判を使って120タイプで15コマ程撮れるそうです。Pinhole Blender共通の特徴はフィルム露光面が平坦ではなくて湾曲していることです。このカメラ(空き缶?)の場合は缶の中央部に円柱が立っていてフィルムはその中央円柱の側面に沿ってローディングされます。針穴は缶の側面に1個なので中央部が最短焦点距離、左右端がより長い焦点距離となってフィルム上で合成されます。画面両端に行くに従って望遠寄りの画面、ちょっと考えてもどんな絵になるのかさっぱり想像できませんが、その意外性が針穴の最大の魅力です。こういう機能性(?)は最新のカメラには求めても求め得ないものですから。

PinMini120.jpg
Pinhole Blenderの雄姿。三脚はゴリラポッド。クニャクニャ曲がるのでとても便利。

9時に川崎駅前に集合ということで環七を走りましたが例によって途中曲がるべき交差点で曲がらずに一直線で走ってしまい、気が付いたら第二京浜。大幅に大回りしてしまい、結局汗だくで20分遅刻となってしまいました。そこには「あぁ、やっぱりネ。」という空気が。(既に折込済みだった?)本日のメンバーは、拝御さん(Brompton)、KIMIさん(B&D Frog)、DFRさん(Dahon Jetstream XP)、あと午後からtoMoさん(Ant)が合流予定です。

まずはちょこっと走って川崎大師へ。時間も早いこともあって仲見世もまだ人はまばらな状態。境内で早速針穴で撮影を開始。天気は快晴ですがPinhole Blender Mini 120は絞り値がF200という普通のカメラから比べるとトンデモな暗さです。入れたフィルムはEktachomeのISO64と低感度なもので、GX100で測った設定値から換算すると10秒ほどになるのでおずおずと初シャッター幕をずらして10カウントで閉じます。その後境内で10枚ほど撮影してみましたが、勘(缶だから)を頼りに露出についてはかなりアバウトで撮りました。なんせ初めてなのでフィルムがどう反応してくれるのか、ファインダーも無く、画角も?ということでなかばヤケクソ気味です。1本中1枚でも写ってれば儲けものと考えればよいでしょう。(さすがにゼロだとへこみますが。)

針穴では撮れないスナップは28mmのAF600で撮りましたが、シャッター音がごく小さくて巻取り音がうるさいので最初ちゃんとシャッターが落ちてるのか不安になりました。あと合焦までのタイムラグもけっこうあって意外なタイミングでシャッターが落ちるので慣れるまで注意が必要です。今回失敗したのはデート機能がオンになっていて全て日付が入ってしまいました。(それも間違った日付)

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境内の五重の塔 (Nikon AF600/Centuria 200)


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池の反射がゆらゆらと (Nikon AF600/Centuria 200)


Nashの「海が見たい!」の一言でサイクリンロードを多摩川河口まで行ってみました。ちょうど引き潮らしくかなり川岸が露出した状態で向かう側には頻繁に離着陸するジャンボが見えます。鳥を撮っている人もいましたが、かなりの望遠が必要そうです。

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河口のススキ (Nikon AF600/Centuria 200)


AF600はレンズ構成がシンプル(3群3枚)なせいか噂どおりのクッキリ描写でした。AFのみでフォーカシングがコントロールできませんが、28mmの画角ということもあってスナップ用途にはとても使い易い感じでこれから常用するかも知れません。それとこのレンズはライカマウント用に改造可能なのでBessa-T用に改造するという手もありますが、この小さなボディーのお手軽さも捨て難いものがあります。(ちょうどウィンドブレーカーのバックポケットにすっぽりのサイズ。)

河口の後は貨物操車場を渡って工場地帯で被写体探しですが、なかなかこれだという被写体にふさわしい工場(?)が見つからず右往左往。結局運河の辺りでそれっぽい工場を見つけて被写体に収めました。案外パイプがゴチャゴチャ、煙がモクモクというようなイメージの工場はこの辺りは少ないようです。(改善されたのか、それとも場所がそもそも違う?)

この後、ToMoさんと合流するために川崎駅まで戻ってシネチッタで待ち合わせと昼食休憩となりましたが残念ながらそろそろ帰らなければならない用事があったため、toMoさんと交代するように帰り道につきました。多摩川を渡って環八-->甲州街道で帰宅ですが、暖かかったせいか結構汗をかきました。早速フィルムを現像に出しておきましたが果たして写っているか、それとも写ってないのか、すご?く気になります。どきどきです。

追記
AF600のレンズは次のような特徴があるようです。
・第1レンズは大きく湾曲したメニスカス凸レンズ
・3枚目のレンズに,屈折率 1.8 に達するランタン重フリント系の高屈折低分散ガラスを採用
・3枚のレンズの間隔を正確に保つため,鏡枠内にスペーサーを用いず,レンズのコバを用いてレンズ同士を突き当てる方法で組み立て精度を確保
外装はプラで安っぽく見えますがレンズは手を抜かなかったようです。レンズの組み方でスペーサーを使わなかったのが随分と影響しているような気がします。(いくら優秀なレンズでも光軸がずれればアウトですから)

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