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晴れのち自転車時々猫

チェリー、スミレ、スパッツ、スージー、それに自転車とかカメラ類と戯れる日々を綴ります。



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Venezia退院

サイクルキューブさんからメールで出来ましたと連絡が入り、Marinn製のロードバイクVeneziaを引き取りに行きました。新しいチェーンリングが届くまで時間がかかったり、無理なお願いをしたせいで調整に手間取ったようですが何とかうまくやってくれたようです。これでようやくフロントがダブルとなり坂が楽になるかもしれません。あと大きな変更はクランクの短足化(165mm ---> 162.5mm)。わずか2.5mmですが果たしてこれが意味があるかどうか?です。サイクルキューブさんではお願いした部分以外に前後のブレーキワイヤーの調整やフロントフォークの調整もしていただき、大変助かりました。やはりプロの指摘は鋭いです。なんかヘンだけどまぁいいや、で済ましていた部分はやはりヘンでしっかり調整すべき部分だったようです。前後の振取りもお願いしたのですが、使っているリムの剛性が低いせいので振れが出易いのだそうです。リムの剛性というのも今まで全く気にしていませんでしたが、同じアルミリムでもけっこう違いがあるようです。

さて、受け取ってお店を出て久しぶりにVeneziaに乗ってみると・・・
おぉぉ、脚が回る回る回る、こんなに回せたっけ?と思うぐらい軽く脚が回ります。短足化は成功だったようです。短い脚には短いクランクということですね。(ちょっと悲しい現実・・・)やはり2.5mmといっても左右両足だとけっこう違ってくるものでケイデンスが上がりそうです。問題はちゃんと回せるかどうか?回転型の漕ぎ方が長時間継続出来ないと意味がなくなる訳で今後の課題になりそうです。フロントも46ー39とかなり低めなセッティングとなったので加速し易くなり街中では非常に快適になりました。すっかり冷え込む季節になりましたが、これでまた自転車通勤が出来そうです。
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モノクローム雑感

先週続けて写真展を観てきました。どちらも全てモノクロでの写真だったのですが、それらを観てモノクロっていうのも奥が深いものだと思わされました。最初に観たのは新宿から四谷へ徒歩で歩いている時、偶然ふらりと寄ったギャラリー・ルーニィで。こちらでその時中島恵美子さんという方の個展「遥かなる旅 08 -予感-」を開いていたのでした。作品は30点ほどで全てモノクロの縦構図。たまたまご本人がいらっしゃったのでお話をすることができたのですが、全て自分で焼かれたとのこと。そして印画紙は今回クロアチアから取り寄せたものを使ったそうです。やはり日本製の印画紙とは黒の色具合が違うそうです。(銀の量が違うとか?)モノクロの醍醐味はやはり全プロセスを自分で出来ることですね。撮影後にもネガを選び、光量を選び、紙を選び、現像時間を選ぶ。そうやって自分が納得する作品を作るってのは最高だと思います。もっとも楽なプロセスじゃありませんが、写真が芸術として成立しているのはこれらがある故でしょう。

もう一つは目黒のギャラリー・コスモスで開かれた新井 清氏の遺作をまとめて出版された「パーレットの時代」に合わせて開かれたもの。こちらはタイトルのように昭和初期の頃からパーレットで撮られた写真を中心に昭和30年頃までの写真が展示されていました。昭和初期のフィルム感度がASA10でレンズも明るくないので昼間でも絞りを開けて撮っているようで背景がボケているものが目立ちました。これが幸いして主題が目立ち、写真として面白いものになっています。またそれだけでなくやはり絵心があった人のようで作品はちっとも古さを感じさせません。写っている題材そのものは時代を感じさせる古いものですがそれをファインダーから覗いている感性は現在でも通用するし、また共感もするように思えるのです。写真っていうのは機材の問題よりも感性の問題なのだなぁとあらためて感じさせられました。

カラーに慣れてしまった身には色彩をバッサリ捨てて絵を作るのはちょっと、いやかなり勇気がいりますが、自分で自在にトーンを創造できる可能性がある訳でいつかは挑戦してみようと思います。あと数十年もすれば銀塩写真は滅んでしまうかも知れません。もしかしたら今がラストチャンスなのかもと思うのです。

バケペン+Hexar 試写結果

ようやっとバケペンことPentax 6x7にHexarでのテスト撮影結果のポジが上がりました。近所をふらふらと歩き回って花や樹を写しただけですが結果は思った以上でした。まず心配だったのが手持ちで準望遠レンズなのでブレが怖かったのですが意外や意外、ほとんどブレてるコマはありませんでした。天気が良かったのでシャッタースピードが速かったせいもあるでしょうけど、1/60秒でも大丈夫でした。もうひとつ意外だったのはHexarの画質。ほとんどF5.6?F8で撮ったのですが非常にシャープ、そしてボケ具合も良い感じです。本来4x5判用を6x7サイズで中心部のみ使ってますからレンズの美味しい所だけ使っている訳ですが、これが昭和初期の国産レンズなの?と思ってしまいました。現在のレンズにほとんどひけを取ってない描写です。勿論ノンコーティングですから悪条件下では差が出るでしょうが、六櫻社の毛利さんは本当に良い仕事をしています。

露出は内蔵TTLに頼って決めましたが全てOKでした。少し針の応答が遅いような気もしますが値は信用してよさそうです。露出計を内蔵しないAutorangeなどを使っていると内蔵TTLのありがたさがよーく分かります。残念だったのは現状最短撮影距離が2.7mで寄りたいシーンで寄れなかったことです。これはヘリコイド・エクステンションさえ手に入れば解決するでしょうから大きな問題ではありません。この古いHexarでこれだけ写ると他の大判クラシックレンズへの興味がムクムクと湧き上がってきます。

Foveonが来た

やって来ましたFoveon一眼レフ、SD14がはるばるニューヨークから。タイミングを合わせたようにほぼ同時に京都からはシグマレンズが届き、ポーランド(!)からM42のマウントアダプターが届きました。

20081121sd14.jpg


さてファースト・インプレッションですが、ボディーは割と軽く感じられますが、やはりレンズを装着するとでかく感じられます。E-300はペンタ部のでっぱりがなかったのでコンパクトでしたがSD14はやはりデジイチ・サイズです。ちょっと驚いたのはミラーボックス部分のミラー手前にゴミ避け(?)用のフィルターがあることです。これだとレンズ後ろ側が出っ張ってるものは装着出来ません。半面ダスト掃除が楽ということなんでしょう。我が家は猫の毛が始終散乱しているのでこれがなかったら大変かも知れません。ファインダーは意外に見易く気に入りました。早速シグマのレンズを付けてみるとちゃんとAFしてくれます(当然か)。日頃MFしか使ってないのでちょっと感心しましたが、やはりAFは面白くありません。ピント合わせの面白さを放棄してしまってはもったいないのでたぶんMFで使うことになると思います。それにマクロ撮影ですとAFという訳にもいきませんし.。メニューは言語設定で日本語がありましたから切り替えるだけ。ファームは最新の1.08になってました。マニュアルはさすがに英語だけですがそんなに特殊な機能がある訳でもないのでこれも問題無しです。

こんどはマウントアダプター経由でUV TOPCOR 35mm/F3.5を試してみるとこれがなかなかいい感じです。35mmの場合の1.7倍相当になりますから約60mmの画角となります。明るいレンズではないのですがこの程度に慣れてしまったので全く問題ありません。ただし一つ問題が。シグマでは非純正レンズの装着を前提にしていないので連動しないレンズを付けて撮影すると露出がおかしくなります。回避方法をネットで調べると隠し機能があるようで、ドライブダイヤルを「A」か「P」にして絞り設定値をコマンドダイヤルで「1.0」に設定するとこれでAEが正常に機能するようです。(SD14限定です)なのでマニュアルレンズを装着したらこのオマジナイを忘れずに実行しなければなりません。UV TOPCORはボケ具合も非常に素直で60mmという画角も気に入りました。しばらくはこの組み合わせで常用してみようと思います。気になったのは電池の減り具合。これはプレビューを多用したせいかも知れませんが予備バッテリーが必要かも知れません。

肝心のFoveonの画質ですがまだよく分かりません。RAW現像も今までやってなかったのでいろいろと試さなければなりませんね。

20081121sd14-2.jpg
カメラの空き箱は早速スミレが占拠

Foveonに転んでみる

ネットを彷徨っていたところ気になる物を見つけました。

・Sigma SD14 Body (NEW) $399

シグマのFoveonセンサーを搭載したデジイチです。ボディーだけですが新品だそうで販売店もリアル店舗を持った信頼できるお店だという情報も得ました。国内で探すと最安値で7万超のプライスタグ。これは在庫処分?どう考えても原価割れしてるように思えます。シグマはフォトキナでSD15の開発表明をしていますが、出荷まではまだ時間がかかりそうです。なので一応最新機種ですね。普通のデジイチがベイヤー式のCCDセンサーなのにこちらはカラーフィルムに似た構造のFovionセンサーを搭載してます。その解像度には定評があるようです。いろいろユーザーの声を探ってみるとかなりのジャジャ馬デジイチらしい様子。使えるレンズはシグマのSDマウントのみかと思いましたが、アダプターがあるのでマニュアル・絞込み測光となりますがM42レンズが使えるようです。この辺りで心の奥底に封印したはずの物欲がカチッと小さな音を立てて鍵を外してニョロニョロと・・・・

折からの金融恐慌絡みの円高が背中をドンッ!で、ポチッとしてしまいました。カメラ自体メニューは日本語も出るし、ソフトは日本サイトからダウンロード出来ますので問題ありません。送料が高い以外の唯一の問題はSigma USAの保証しかないことです。国内での無償保証は無理でしょう。海を越えて行ったり来たりしたら結構かかってしまいますがそれは自己責任ということで、最悪でも国内で有償サポートを受ければ良いと割り切ってしまいます。

とりあえずボディーだけでも今オリンパスE-300で使っているM42のマクロキラー40mmが使えます。マクロはデジタルとしているのでこれだけでもOKですが、探すと中古のSDマウントの50mmマクロレンズがあったのでこれも接収しました。まだ見たことも触ったこともないカメラがやってくる訳でドキドキ・ハラハラしてますが、「世の中は衝動買いで回っている」のだそうですからしょうがないですね。

Venezia入院

ほとんど通勤車となりつつあるロードバイクのVeneziaですが入院することになりました。前輪も後輪もかなりフレてしまう状態になってしまい、いくら調整してもブレーキパッドに擦ってしまったりして安全走行に支障をきたし始めたからです。手組みのホイールなので定期的な振れ取りが前提なのですが今まで放置プレー状態でした。いちおうミノウラの振れ取り台は持っているのですが全く自信無しと言うことで今回はサイクルキューブさんへ持込むことにしました。

ついでにクランクを最近入手したシマノ旧105の162.5mmのクランクとデュラエースBBに交換してもらうことにしました。162.5mmのものは絶版であまり見かけないのですが網を張っていたヤフオクで釣り上げました。165mmからわずか2.5mmですが、短足化してより回せるようになるかどうかです。フロントディレーラーも今まで使ってなかったのでこれも9速用のものに入れ替えて念願(笑)のフロント変速も出来るようにお願いしてあります。

これで家の前の坂も多少楽になるのではないかと期待していますが果たしてどうなるでしょうか。(いつもこの坂を上がるともうダメ状態。)今まで使っていたフロント43Tにすっかり慣れてしまっているので新しい組み合わせに慣れるまでちょっと辛いかも知れません。

バケペン初出動

前にブログに書いた六櫻社のHexarですが、中間リングを入手してようやく使えるようになりました。中間リングは薄い方から1,2,3という番号がついてますが、Hexarを使う場合は1+2の組み合わせでなんとか使えます。本当はあと6mmほどリング側が長いとベストなのですが、今の状態で無限遠から9フィート(2.7m)までならピントが合います。(かなりオーバーインフ気味です。)一番薄い1番のリングがもう1個あれば最短も50cm程度まで行くんじゃないかと思います。

20081107-6x7.jpg


ダミーのフィルムを入れて早速構えてみると画角としては35mm判換算で75?85mm位の準望遠です。ペンタックスの標準レンズよりも軽いはずですが台所の秤で計ってみると2.1kgあります。手持ちでブレ無しで撮るのにはかなり根性が必要ですね。シャッターを切ると「ンバコンッ」と音と共に盛大なショックが伝わってきます。ミラーもフォーカルプレーンシャッターも大きいので当然と言えば当然なのですが。手持ち撮影の為にはダンベル体操した方が良さそうです。

早速リバーサルを詰め、純正の幅広ストラップを付けて肩から下げて近所を歩き回ること2時間半、日が暮れるのも早いせいで良い被写体を見つけられず1枚も撮れませんでした。 orz

やはり中判となると判断が慎重になるのでデジタルのように軽い気持ちで「とりあえず撮っておくか」という風には撮れないです。それにプロでも撮れない時はあるそうですから諦めが肝心。まあ2時間半バケペンをぶら下げて歩いてもハンドリングはなんとか出来るということが分かっただけでも良しとしましょう。

Photograph without camera

先日ライカ純正以外のライカマウントレンズに興味があって平成13年に出た「カメラスタイル」という雑誌の第13号を古本で買ってみたのですが、その中にライイマウントのレンズ以上に興味深い写真が掲載されていました。それはMotioGraph(モショグラフと読みます)。これは竹前俊治氏が開発された撮影技法の名称です。竹前氏は花の撮影が好きだったのですが、ある時友人に自分のカメラ機材を貸し出してしまい自分で撮影することが出来なくなってしまいました。しかしカメラやレンズなんか無くても花の写真を撮ってやるとなかばヤケクソ、なかば冗談半分・遊び半分で考え出された技法だそうです。

レンズは無くてもピンホールがあれば撮影は出来ます。ではカメラが無い時はどうしたらよいでしょう?何か像を写す方法があるでしょうか?実はあります。ヒントは日光写真!(フォトグラム)。日光写真なんて今どきやる人はあまりいないと思いますが、要は印画紙に鉛筆などで紙に描いた原稿を重ねて日光にさらして感光させる方法です。子供の理科教育用といったものですが、実は紙に描いた原稿の替わりに直接なにか物を置いて感光させてもいいのです。そうすると置いた物の影が写ります。竹前氏のMotioGraphはこの考え方と似ています。

どうするのかというと、暗室でフィルムの上に直接花を載せてフィルムの上下からライトをあてて感光させるのです。ネガの密着焼きを作るのと似ていますが、ネガの代わりに花を使う訳です。実に簡単な方法ですが、そうやすやすと出来るものではなく竹前氏は何年にも渡る試行錯誤の結果、一定の方式を確立したようです。しかし花の種類によってかなり条件が異なってしまうことが想像されます。自分のイメージしたとおりの結果を得るのは非常に難しいはずです。このモショグラフで撮影(?)された花の写真はレンズで撮影されたものとは全然違った表現になっていて、写真というよりは絵画に近い感覚、それも洋画ではなくて日本画的な雰囲気を漂わせたようなちょっと不思議な味わいの「絵」になっています。初めて見たときはこの技法のことを知らなかったのでどうやって撮ったらこんな花を撮れるのだろうと不思議に思いました。花の反射光を撮影した普通の写真とは全く違ってダイレクトに花そのものを写し撮った作品は植物の美しさそのものをフィルムへ写しとったような感覚があります。竹前氏は自らの作品を写真絵とか水彩写真画と呼んでいますがまさにそのような絵です。

竹前氏はこの技法で撮影した花の写真集「MotioGraph」を出しましたが残念ながら絶版で手に入りませんので古書店などを探すしかありません。機会があったら是非入手したいと思っています。なお、このMotioGraphの技法自体は特許となっています。

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