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晴れのち自転車時々猫

チェリー、スミレ、スパッツ、スージー、それに自転車とかカメラ類と戯れる日々を綴ります。



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シネレンズのかほり

生まれ故郷でリハビリ中のパナソニックG1が残した写真です。レンズはKernのSwitar F1.4/25mm。画角で言うと35mm判の50mm相当。たいした写真は残っていませんでしたが、室内で撮った何枚かはまともに写っていました。

20090330G1-1.jpg

スパッツ(左)がスージー(右)にケンカを売っているところです。実は2匹は姉妹なのですがお互いに嫌いらしく、時々睨み合ったりしています。体格としてはスージーが圧倒的に有利(というかデブちゃん)なので余裕の様子。対してスパッツは体格で負けているので尻尾を膨らまして何とか威勢を付けようとしていますがスージーの眼力に押され気味といった状況です。(F1.4)


20090330G1-2.jpg

この大きさでは分かり難いと思いますが、スージーの部分を拡大してみるとピントはあってますが背後に行くに従って柔らかくぼけて背景に溶け込んでいます。


20090330G1-3.jpg

これはF5.6だったかF8だったか、絞ったせいで周辺減光が顕著になってます。トイカメラ風ですが、これはこれでありかなと思います。


20090330G1-4.jpg

スパッツの拡大部分を見るとふわっとした毛の質感などなかなか良い感じ。あぁ、早く撮りたい。G1よ、まっすぐ帰っておいで?。
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Jupitar-3をメンテに

1月頃だったか1本のロシア製レンズが届きました。届いたのは黒い鏡銅のJupitar-3 50mm/F1.5。いわゆるZeiss Zonnarのパチ物と言われるレンズでライカ用スクリューマウントです。傷もほとんど無く光学系もきれいな状態で見た目は新品同様品。しかし見た目だけでは分からない問題がありました。それはヘリコイドがチョー硬いこと。恐らく長期間大事にしまわれていた間にグリースが変質して固化してしまったのでしょう。あまりに硬くてへたするとヘリコイドを回そうとしてレンズ・マウント自体が回ってしまうくらいです。2月に三浦海岸の桜を撮りに行った際にこのレンズを持っていったのですが、硬いヘリコイドのせいで撮影が辛く、途中で他のレンズに交換してしまいました。

最近ゾナーが自分の好みに非常に近いことが分かったのでこのJupiter-3でいろいろ描写を楽しもうと目論んでいたのですが、いかんせんこれでは撮影意欲自体が削がれてしまいます。良質なゾナーを買えば一発で解決なのですが、そうもいかないのでメンテに出すことにしました。まずあたったのは浅草のハヤタ・カメララボ。ここなら安心して預けられるだろうと思って調べてみたらちょうど海外出張で閉店とのこと。次を探してみて見つかったのが東京カメラサービス。場所は小田急線の千歳船橋駅近く。HPを見るとカメラの修理教室(!)もやっているらしいです。こちらは国産カメラがメインだそうですが問い合わせるとやってみましょうということで預けることにしました。

土曜日にお店にレンズを持ち込んだのですが、小さい店舗の壁三面が銀塩カメラで埋まっているという脅威の店構えで一瞬ここは天国かと思いました。いろいろと懐かしいカメラがズラーリと陳列されています。よく見ると控えめに「非売品」と書かれているのでこれらのカメラはお店のコレクションなのかも知れません。その他にも整備・クリーニングされたカメラ・レンズが店頭に置かれてます。レンズをメンテに出すことも忘れてまずはジャンク漁りとなってしまいました。見つけ出したのは、

・SMC Macro-Takumar 50mm/F4(M42) 前から欲しかったレンズ
・Canon 50mm/F1.2 SSC (FD) これも前から欲しかったレンズ
・マミヤプレス用6x7ロールフィルムフォルダー ピンホール・カメラ自作用に

他にもいろいろありましたが切りがないので打ち止めにして、Jupter-3のグリスアップをお願いしました。国産カメラメインでやっているため輸入物は得意ではないようですが、恐らく出来るでしょうとの話で預けることにしました。一般的にロシアレンズは価格が安いのでそれに対してメンテ代が高めになってしまいますが、レンズにしても所詮機械物、きちんと動いて始めて正しく評価が出来るはずです。それをやらずにロシアレンズ=ダメレンズという図式はおかしいですね。きちんとコピーしていればほぼゾナーと同等の写りのはずです。もしかしたらゾナー以上の魅力だってあるかも知れません。このJupter-3、光学系は美しいのできっと素晴らしい写りを披露してくれるんじゃないかと思います。ちなみに現代版ゾナーはこちら

DMC-G1が来た! そして去った!

レンズばっかりあってもしょうがないととうとう観念してパナソニックのDMC-G1を買いました。いつものように中古品ですが、今回は11ヶ月のメーカー保証書付。備品も全部揃っているので新品同様品でした。ボディーカラーは黒は当たり前過ぎるし、赤は結構人気があるようなので消去法で青になりました。銀でも黒でもないカメラというのはなかなか新鮮で良いです。青といっても沈んだ青なのでチープな感じがせず気に入ってます。持った感じもこれならいつでもカメラを持っていられそうです。バルナックライカ+沈銅レンズには敵いませんが、及第点は与えられます。

早速バッテリーを詰めて台湾HawkPingさんからいただいたマウントアダプターを嵌めてみました。確かにマウント自体が内側に引っ込んでいるのでマウント・ネジの直後はすぐ内部構造物でほとんど余裕はありません。(紙1枚分?)少しでも出っ張っているレンズは内側にぶつかってしまいますから何らかの修正が必要になります。幸いKernのSwitar 25mm/F1.4は出っ張らずOKです。

早速ファインダーを覗いてみると「アレレ???」最初はびっくりしましたが、G!は一眼レフではないということを忘れてました。あくまでEVFなのでカメラではなく、ビデオカメラだと思った方が良いかも知れません。うっかりカメラだと思ってしまうとこのファインダーは耐えられないかも知れません。光源が一定な環境ならいいのですが、室内で照明があちこちにあるような状況だとそれらにつられてファインダーが明るくなったり暗くなったりしてしまいます。普通のカメラでは有り得ないことなのでこれでダメだという人もいるでしょうね。

Switarの写りには惚れました。開放で撮ると素晴らしいBokeh。ふわっとした背景が生まれてそれがリアルタイムで確認出来るのは素晴らしいです。レンズが小粒過ぎてちょっとヘリコイドを回し難いところがありますが、標準ズームには戻れません。(あれはあれでコンパクトで良いレンズと思いますが個人的には二軍。)Switarの75mm/F1.9も試してみました。150mm相当というのは長過ぎると思っていましたが、意外と違和感なく使えてしまいますので常用になりそうです。

G1のアシストはピント合わせに非常に助かります。近眼のせいで合わせたつもりでも拡大してみると微妙にずれていたりすることが多くありました。これならF0.95とかの超高速レンズでも大丈夫でしょう。しかし撮っているうちに日中屋外などで露出が数段ほどオーバーになってしまう現象が多発。シャッターの高速側で速度が出てないような感じです。いろいろ確認してみましたが、こりゃだめだということになりメーカーで調整してもらうことになりました。

ということで手元にあったのは実質2日間だけ。まだばりばり使った分けではないのですが感想としてはG1はレンズ交換式コンデジと言っていいと思います。雑誌などでは一眼レフなどと同列に比べられていることがありますが、あれは勘違いでしょう。(もしくは勘違いを誘発してる?)あくまでコンデジであって一眼レフと同等の機能を盛り込まれたコンデジです。そこを間違えると期待外れということになってしまうのではないかと思います。つまり一眼レフと同等に使えるコンデジが欲しい人が買うべきカメラではないかと思います。

自分としてはそういう路線は大歓迎なので修理上がりが待ち遠しいです。しかし今年の桜はシネレンズでという野望は打ち砕かれました。まぁ、野望は他にもはいろいろあるので不自由はしませんが(笑)。

写真の作法

最近NHKで写真関係の番組がちらほら。一つは先月放映された「お買い物」というドラマです。これは老夫婦が中古カメラを買うという話で見ることは出来なかったのですがネットでの評判はとても良いようです。(特に一部業界で(笑))たぶん脚本を書いた人は相当のカメラ好きなんでしょう、なんせ老人が買ったカメラはLeicaではなくContaxだったのですから。ロケでは三共カメラの店舗が使われたそうです。(番組中では天共カメラで登場)大変ほのぼのとした話だったようで役者さんも良かったとの話です。是非みて見たいとは思うのですが、今のところ再放送の予定はないようです。

日曜の夜にはNHK教育チャンネルでなんと森山大道氏の特集番組。森山氏の作品は今まで多数見たことがありますが、個人的には何を言いたいんだか不明で全く興味を持てない写真家でした。ザラついたモノクロ画面で場合によってはブレて何が写っているのか分からないようなものもあります。でも今回の番組で少し分かりました。番組中で森山氏が街中を歩きながらスナップしつつ独白するシーンがあったのですが、正に目が点の撮影方法でした。歩きながら何の躊躇いもなく脚を止めることもなくパシパシと撮っていきます。一応ファインダーは覗いているので今撮ったなと分かる程度です。早いというか呼吸するのと同じくらい自然な感じでカメラが自分の3番目の目になっているかのような感じでした。これが森山作品の生まれる瞬間なのかと感心した次第です。実際には後処理の方が大変なのでしょうが残念ながら番組では暗室までは踏み込んでませんでした。(まぁ、真っ暗で写らないですし)

カメラ自体もあまりこだわりはないようで以前は借りたカメラで撮ったりとかもあったようです。番組中では小型の広角レンズの付いたカメラを使っていました。(リコーかな?)番組中、「写真をぶっ壊す」という言葉がありましたが、写真でありながら写真であることを否定するような作品を作るための方法論なのでしょうね。ちょうどお釈迦様の手のひらで暴れ回る孫悟空のような感じでしょうか。でもその暴れ回ることに大いに意味があるのかも知れません。Nashには大変インパクトのある番組でした。再放映がありましたら写真好きの方はご覧になることをお勧めします。

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