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晴れのち自転車時々猫

チェリー、スミレ、スパッツ、スージー、それに自転車とかカメラ類と戯れる日々を綴ります。



Bologon テストシュート@江ノ島

Bologonが完成して嬉しくてしょうがありません。とにかく試写しなければ・・・それも海じゃないと(笑)ということで江ノ島へ行くことにしました。レンズが完成してから昼食を食べて昼寝をしたので片瀬江ノ島駅に到着したのが午後4時ちょうどでした。あんまりすっきりした天気ではありませんが、運が良ければ夕焼けが写せるかも知れません。混雑を避けて下道の坂道を登ってサムエル・コッキング苑へ入り、展望灯台からの景色を撮影、それから奥の院を通って岩屋洞窟の前の海を撮り、少し戻っていつも寄り道する「富士見亭」で一杯やりながら撮影画像を確認です。Bologonはパンフォーカスなので構図を決めて写すだけ、あとは露出補正をするとかしないとかしかありませんので撮るのは楽チンです。画質はどうしても眠い傾向なのでDMC-G1のフィルム・モードは通常ノーマルにしているのをダイナミックに変えて撮影しました。さすがに推定F8なので日陰に入るとガクッとシャッターが遅くなってしまいます。やはりこういう条件だとボディー内手振れ防止が欲しくなります。



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画像は全て4000x3000のJPEGを14%縮小しました。一見トイカメ画像風ですが、一味違うようです。周辺の急激な破綻具合には思わずニンマリしてしまいました。

このBologonの問題点ですが、あまりにもデリケートな構造なのでカメラに付けっ放しの状態ではカバンに入れられないことです。(ぶつかったらポロッと逝ってしまいそう。)なのでカバンに入れる時はいったん外してレンズケースに収納して現場に着いたら装着しないとなりません。これは面倒なので何か考える必要があります。それと画質ですが、やっつけ仕事が祟って周辺でかなり色滲みが出ます。これ必ずしもマイナスとは言えないのですが、調整はしてみようと思います。ところが拡大して見ると画面中央部は意外と高画質。ハレがもっと少なければ素晴らしい画質だといっても良いでしょう。G1のEX光学ズームを使えば周辺の画素を切り捨ててもっと全体の画質を上げられそうです。(今回は使いませんでしたが。)アクリルの2枚構成の広角レンズでノンコーティングなのですからこれだけ写れば大したものです。今更ですが、コニカの設計・制作チームはいい仕事をしたものだと思います。


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Bologon C-maunt化

使い捨てカメラ(レンズ付フィルム?)はカメラ業界の一大発明らしいのですが、その中でも群を抜いてユニークだったのがコニカ・ミノルタが出したWaiWaiワイドでした。2群2枚構成のアクリル・レンズを搭載してその焦点距離は17mmですから尋常ではありません。またその画角に対応したフラッシュも内蔵していました。ネットを検索するとこのカメラのレンズを元にライカ・Lマウント化したり、Mマウント化したりしたレンズが見つかります。これらのレンズはBologonとかHexagonと呼ばれているようです。残念なことにWaiWaiワイドはとっくに製造中止、しかし幸運に2007年で期限切れの新品を入手することが出来ました。調べてみるとこのWaiWaiワイドのフランジバックは20mm弱、確かマイクロ・フォーサーズも20mm前後、WaiWaiワイドは35mmフルサイズですが、フォーサーズのセンサーはハーフサイズ位・・・・ということでマイクロ・フォーサーズ化ではなく、C-mount化をやってみることにしました。今DMC-G1で使っているC-mountアダプターをそのまま使う計画です。たぶんカメラは元に戻すことはないでしょう。(というか出来ない?)

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分解されたWaiWaiワイド


やっつけ仕事で出来たのがこれです。(というよりやっつけ仕事しか出来ないのですが・・・)素材はC-mount用のプラ製ボディーキャップ(eBayで購入)、0.5mm厚のボール紙、黒いセーム革、それに黒いセメダインX2だけ。最初にボディーキャップに穴を開けようとしたらキリもドリルもなくて困りましたが、なんとか裁縫用の千枚通しとサンドペーパーを使って8mmの穴を開けました。あとは現物合わせで無限遠が出るようにボール紙でリング状のスペーサーを作って調整、結果0.5mmx6枚でちょうど良い感じになりました。最初はすごいハレーションのせいで無限遠があっているのか、合ってないのか全然分からなかったのですが、MFアシスト機能のおかげで無限遠の確認は随分と助かりました。

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これでC-mount化完了


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DMC-G1+C-mountアダプター+Bologon


基本はボディーキャップ+ボール紙+レンズでその回りにグルッと黒セーム革を貼って遮光してあります。まるで重さがないように恐ろしく軽量です。一応この状態で試写してみました。モデルは爆睡中のスージー嬢です。

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Bologon 絞り開放 かなり眠い画像となってしまいます(スージーも眠そう)


全体的に凄いハレーションです。絞り無しの開放での撮影ということもありますが、アクリル製のレンズ内部での乱反射がだいぶ影響しているような気がします。オリジナルのWaiWaiワイドではレンズ直後に1.8mmの穴が開いており、これで絞りF11の設定になっているのだそうです。(ちなみに使用されているフィルムはISO1600、ISO100に換算すればレンズはF2.8ということになります。)このままではちょっと使えないのでボール紙にオリジナルより一回り大きい穴を開けて黒く塗ってボディーキャップ裏側に両面テープで貼り付けました。

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Bologon 絞りF8(?) これくらいなら何とか使えるかも


ひとまずこれで完成ということにします。何だかんだと言っても結局使い捨てカメラのレンズ、最低のコストで作られてますから期待するのは酷だと思います。それでもコニカ設計陣の志は高かったようでギリギリのコストでありながらも最善を尽くして作られたようです。それにNashは破綻描写が好みということもありますので案外良い感じで写るかもと期待しています。

WaiWaiワイドの開発(PDF)