FC2ブログ

晴れのち自転車時々猫

チェリー、スミレ、スパッツ、スージー、それに自転車とかカメラ類と戯れる日々を綴ります。



煩悩鏡玉

都内某所の居酒屋、怪しい3名のオッサンが店の隅っこの席でしきりに小さな物体をいくつも取りだし、眺めたり、覗き込んだり、撫で回したり(?)しています。時々カメラを構えては何事かブツブツと呟いています。はたから見たらまことに怪しい人達、あまり関わりにはならない方が良さそうだ、そう思われたに違いありません。

20090620.jpg


実はこれは「C-mountレンズを愛でる会」とでも言うか、お互いのシネレンズを持ち寄って見せっこしましょうという集まりなのでした。lloyd356さんとCさん、それに私も相乗りさせてもらい、珍しいシネレンズが色々と集合。テーブルの上にはキノプティック、ダルメア、ツァイス、ライカ、メイヤー・ゴルリッツといったシネレンズの名品が無造作に並べられ、それらをとっかえひっかえ吟味してはカメラに付けては試飲(?)したりといったことを繰り返していたのでした。

しかし、シネレンズって実際覗いてみると1本1本それぞれが個性的です。現代のレンズに比べてしまうとキッチリカッキリ写るレンズがなんとも詰まらなく思えてしまうのが罪作りなところです。これらの素敵なレンズ達はもう生産されることはありません。ということはコンディション良好で残存しているものを探すしかないのです。しかし、相手はレンズ、実物を覗いてみないことには好みの描写をしてくれるかどうか、分かりません。昔のレンズですから同じ品種でも個体差も大きいかも知れません。一発で好みのレンズが手に入れば何も苦労は無いのですが、世の中、そう甘くはありません。こうして人はレンズ沼と呼ばれる煩悩の沼にズブズブとはまってしまうのです。

この集まりはそんな沼にはまらぬことの無いようにお互いのレンズを見せ合って情報交換をしましょう、というところに意味があると思ったのですが、単に煩悩を刺激しただけ、のような気がしてきました(笑)。


20090620-2.jpg
帰り道、酔っ払って歩道橋からパシャッ うつくしい?
スポンサーサイト