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晴れのち自転車時々猫

チェリー、スミレ、スパッツ、スージー、それに自転車とかカメラ類と戯れる日々を綴ります。



レンズは踊るよ

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恒例のシネレンズを愛でる会が都内某所で開かれました。例によってメンバーによって持込まれたブツがテーブル中に並べられ、とても怪しい雰囲気を醸し出していました。今回集まったブツの中でも最も参加者の焦点を集めたのはlloyd356さん自作のオリンパスEP-2に付けられたMマウントアダプターでしょう。Mマウントといってもライカではなく、KodakのMマウント用というところが味噌です。


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Kodak社のムービーカメラは初期の頃からレンズ交換可能だったようですが、その歴史の中でKodak独自のMマウント、Sマウントを生み出し、最終的には汎用的Cマウントへとなっていきました。去年マイクロフォーサーズでCマウントレンズが使用可能になったことから今まで文鎮代わりだったレンズの市場価格は急上昇。SマウントレンズもS-C変換アダプターでCマウント化出来るのでそれなりの値段が付くようです。ところがSマウントよりも古い規格のMマウントは依然文鎮状態でした。そのMマウントレンズを何とか使えるようにしようとlloyd356さんが試行錯誤の結果無限遠から使えてしまうアダプターの試作に成功したのです。外観はかなり怪しい形状ですが、これでKodakの歴史的レンズが使えるようになるのですから素晴らしいです。マウント構造もバヨネット式ですからCマウントよりも使いやすそうです。


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これはramjeeさんの手によるボトムグリップ。EP-1、EP-2、GF1等に合います。軽量化のため中空になっていますが、小さなものなら中に収納出来ます。実際に蓋を開けたら中から飴が出てきました(笑)。緊急用に救心を入れとくとか、ニトロを入れとこうとかで盛り上がりました。今回もいつの間にかワインボトルが何本も開いてとにかく楽しい会でした。どうしてこんなにカメラとレンズは人を惹きつけるのでしょうねぇ?

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なんでも印画紙?

カメラ屋で見つけたフジフィルムのパンフレット「富士フィルム黒白写真製品総合ガイド」というのを眺めていて気が付いたのが、アートエマルジョンという製品です。芸術用乳剤?何だそれ?と思って読んでみるとこれは驚きました。これは<様々な素材、立体物にもプリントできる、アーティスティックな黒白写真乳剤>なんだそうです。写真は普通印画紙に焼き付けますが、印画紙は紙を支持体にして感光乳剤を塗りつけたものです。つまり支持体(紙)+乳剤のセットで使うものをバラしてしまって、乳剤だけ販売するから支持体は適当にみつくろってね(?)というものです。こん製品があるとは知りませんでした。乳剤自体はフジブロマイドのものと同じ物のようです。

製品はゲル状になっていてそれを支持体にハケ塗りして乾かすと印画紙(?)になるので、それにイメージを焼いて感光させるのだそうです。あまりにも漠然としてピンと来ないので作例をネットで探すとこんな感じになるようです。あくまで一例に過ぎないのでどんなものにするかはアイデア次第、支持体次第でしょう。うまく使えば面白い作品が出来そうです。暗室さえあれば、基本的にモノクロ現像処理なのでそれほど大げさな設備がなくても良いのがポイント高いです。さらに印画紙という2次元の制限を越えられるのも興味深いです。