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晴れのち自転車時々猫

チェリー、スミレ、スパッツ、スージー、それに自転車とかカメラ類と戯れる日々を綴ります。



ヒット率

前から気になっていた数字、それはヒット率。と言っても打率の話ではなく、撮った写真の内、ものになる写真の割合です。ラッキーに1枚撮ったら大当たり!ということもあるかも知れませんが、いったいプロ写真家の方達のヒット率ってどのぐらいなのかとても興味があります。だいたいそんな訳が分からない数字が公開されるはずもないのですが、探すとヒントはありました。

清家富夫氏は無駄撮りはせず、丁寧に撮っていくスタイルのようです。そんなスタイルで撮っていく清家氏の場合で「(1400枚撮って)とびきり腕のいい人ならば30?40枚の仕事が残るフィルム消費量である。」という記述が氏のブログにありました。これを元に単純計算するとヒット率は2ー3%ということになります。それもとびきり腕のいい人ならば、と条件付です。この条件無しならグッとヒット率は下がるということなのでしょう。となると小数点以下?という線でしょうか。なかなか厳しい数字ですが、おおよそそんなものかなという感じもします。もっとも数打ちゃ当たるというものでもないのは当然ですが。

もう一つのヒントは森山大道氏のケース、あるプロジェクトの場合の数字です。多量に撮るスタイルの森山氏はフィルム700本(!)を撮ってそれを一気に現像、ということは約25,000枚ですがそれを最終的に選別して2000枚ほど印画紙に焼いて作品としたそうです。単純計算で8%となります。全くシューティングスタイルが違いますのでどだい比較というのは無理な話ですが、参考にはなります。

ということは撮った内90%以上はカットされてしまったということです。もしフィルム代が10万円だったとしたら、9万円以上が捨てられることになります。そして残った選別されたコマで全ての費用の負担分を消化しなくてはなりません。デジタルならそんなコストは掛からないと言うかも知れませんが、別の面で運用費や時間を喰っているのでデジタルならもっと効率よく出来るとは単純には言えないと思います。うーん、なかなか厳しい世界ですね。






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