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晴れのち自転車時々猫

チェリー、スミレ、スパッツ、スージー、それに自転車とかカメラ類と戯れる日々を綴ります。



ラマダンの夜

H氏に誘われて「ラマダンの夜」というタイトルがついたコンサートを聴きに渋谷Bunkamuraのシアターコクーンへ。タイトルから分かる通りイスラム圏の音楽です。今回のお目当てはパキスタンのカッワーリ。イスラム風の賛美歌と言えばいいでしょうか。シンプルなビートに乗りながら歌われるコブシの効いたボーカルとコーラス・ワークのグループは独特なものがあって世界中にファンがいるようです。第一人者と言われるヌスラット・アリ・ハーンが1997年に亡くなってしまって以来その手の音楽を聴くことはなかったので果たしてどんなものになるか、今回のリーダー、ファイズ・アリ・ファイズという人は名前も初めて聞くので期待半分・不安半分と言ったところでした。


faiz.jpg


8名のメンバーがステージに座ってタブラ・バーヤがカッワーリのビートを刻み始めるとそんな不安は吹っ飛びました。どんどんどんどんボルテージが上がり、そのまま上がりっぱなし。楽器と言えばハルモニウムとタブラ・バーヤ、それに手拍子しかないのにこの一体となったグルーブ感には圧倒されてしまいます。ファイズ・アリ・ファイズの歌唱テクニックも素晴らしいですが彼のエア・ギターのような身振りも観てて楽しいです。ラストではステージにお札をバラ巻く人(おひねりですね)も現れてスタンディング・オーベイションで終わりました。いや?なんとも熱いエネルギッシュな音楽でした。

次のステージはイランから来たカイハン・カルホーン(ケマンチェという小型のチェロのような擦弦楽器)とシアマク・アガエイ(サントゥール)のデュオ演奏。う?ん、これは正直言って辛かったです。1曲が1時間20分は長過ぎで聴いている方も集中力が持ちません。それにコンポジションがなく、即興主体なのでなおさらです。せっかく名人同士のセッションなのにこれはちょっと残念な結果でした。ステージ順としてもカッワーリの熱いステージの後というのはミスマッチなような気がしました。

コンサートが終わってみるともう10時20分、7時開演でしたから随分長いステージでした。外に出てみると雨も上がったようでラマダンの夜のようにH氏と近所の飲み屋に駆け込んで飢えを満たしました。

コメント

西洋楽器も混合

昔タブラを買って、演奏方法もわからずお飾り状態でした。まだ実家に残っているかも。
以前クウェイト大使館からの招待で「アラブ音楽の夕べ」みたいなミニコンサートに行ったことがありますが、打楽器、弦楽器、男性ボーカルという、上記のような感じでした。
狭いホールでステージは目の前、終盤は立って踊り出す観客もいました。

  • 2006/10/04(水) 10:38:58 |
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