人間露出計への道
今までは全てカメラ内臓の露出計頼みで撮影してきたからです。なので経験値も勘もありません。露出計ならセコニックの入射式を購入しましたがいつもいつもこれで測ってから撮るというのではもたもたして一瞬のチャンスを逃がしてしまいそうです。先日読んだ本によれば年間200本撮ればあなたも人間露出計になれる!と書いてありましたが・・・・計算すると16.6本/月平均ということは毎日毎日撮りまくればってことですね。これはちょっと無理です。しかし偶然ロシアカメラ情報を漁っていた時に目から鱗なページをみつけました。とても適当なスナップショット講座というページです。
有名なアンリ・カルチェ・ブレッソン氏(Henri Cartier-Bresson)はほとんどのスナップ撮影を絞り値F5.6で撮っていたそうです。そして状況に応じてシャッタースピードを切り替えていたとか。まずISO100のネガフィルムを詰めて絞りはF5.6固定、そしてシャッタースピードは、
・晴れ間:1/500秒
・日陰:1/125秒
これだけ!
これで「写ルンです」よりも良く写るはずだそうです。
根拠はネガフィルムのラティチュード。これに頼りきってしまおうということで、意外となんとかなるらしいです。あとは状況に応じて少し暗い日影だったら1/60秒とか適当に調整します。実に簡単明解。これなら露出計を取り出してまごまごしている内にシャターチャンスを逃してしまうこともなくなります。もしも自信がない場合は条件を変えて複数枚撮ればよいのです。無駄なカットも増えますがあとでこれから学習出来る可能性もあるので必ずしも無駄とは言えないでしょう.。昔の写真家達もみんな勘で撮っていたし別に特殊な能力があった訳でもない、あなたも必ず出来る!のだそうです。ちょっとやってみましょうか。望めよ、さらば与えられん!ということですね。
コメント
あ、なるほど!
同時CD-Rという手段、聞いたことがある程度でまったく使おうという気になりませんでした。
ですが、Nashさんのコメントを見て、なるほどと思ってしまいました。
ネガから紙焼きする工程を考えると、ディスプレイ上で絵柄確認さえできれば、写真屋さんに紙焼きしてもらえば色味もばっちりですものね。同時プリントで無駄撮り分も紙焼きすること考えると、はるかに経済的。
オイシイ情報ありがとうございます!
次回、写真屋さんに行くときにハーフ版の同時CD-R作成について聞いてみます。
コミケは、なんとか生き延びましたが接客と、ほかの作家さんへの挨拶のためビッグサイトを右往左往していたら、人ごみでハンガーノックを起こしかけてしまいました(笑
今回は在庫があるので次回お会いする際、新刊の「しまなみ海道を啓蒙する本」を差し上げます。
拒否されても強引に押し付けますので悪しからず、です(笑
- 2008/08/18(月) 15:12:59 |
- URL |
- toMo #XAUl15Aw
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PEN!
あのページを読むと打倒「写るんです」ということで燃えますね。
最近はフィルム現像するとプリントはしないで同時にCD-Rに落としてもらっています。
いちいちスキャンしなくて済むので楽だし、プリントするより安く済みます。
PCでチェックしてこれは!というものだけ2Lか葉書サイズにプリントしてもらってます。
そういえばtoMoさんはPENでしたね。ハーフはどうなんでしょうね?
ともかく、コミケ頑張って生き延びてください(笑)
- 2008/08/16(土) 11:52:28 |
- URL |
- Nash #Dg7UdZ/w
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これは!
リンク先を開いてみたら読みふけってしまいました(明日本番のコミケ用の追加の原稿描いてる最中なのに……(笑))
このページ、参考になりますね。
小生がPEN-Fを購入した理由が「電池がなくても動くカメラ」が欲しかった為なのです。
カメラは問題ないですがPEN用の反射露出計の電池が切れた時を考えると(早々ないとは思いますが)、フィルムをリバーサルからネガに詰め替えて、前述のページに従ってしまえば良いだけなのかと、改めて実感、かつ感心してしまいました。
ネガのラチチュードの広さは頭では何となく解っていましたが、リンク先のように解説されると納得できます。
しかし、問題なのはPENのようなハーフ版だとネガで同時プリントした際の紙焼きの枚数が倍になり、価格も倍という欠点があるのです。
リバーサルですと、同時ビュープリントの値段が固定と考えるとこの二律背反がもどかしいです(笑
- 2008/08/16(土) 10:25:59 |
- URL |
- toMo #XAUl15Aw
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