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晴れのち自転車時々猫

チェリー、スミレ、スパッツ、スージー、それに自転車とかカメラ類と戯れる日々を綴ります。



年末読書

いつもは慌しい年末、いろいろな行事に追われてあたふたしていることが多い季節ですが今年はやけに時間があって落ちついています。なので久しぶりに本など読んでいます。

養老孟司著 「うちのまる」
本というよりビジュアル・ムックといったものですが、養老先生のお宅の住人、猫の「まる」の本。耳垂れ猫(スコティッシュフォールド)の「まる」が主人公で、いかにして先生の仕事を手伝っている(?)のかが詳細に紹介されています。養老先生曰く「まるがいると労働意欲がなくなります。」ということです。このまる君、なかなか巨猫でちょっと猫とは思えないくらい態度がデカいのです。そのふてぶてしいポーズの写真が面白くてたまりません。先生と一緒に写っている写真では先生の顔は緩みっぱなしなのでまる君がどの位溺愛されているのか容易に想像がつきます。猫好きには堪らない本です。

福岡正信著 「自然農法」
「藁一本の革命」が有名だそうですがまだ読んだことはありません。以前テレビでちょっとだけ何かの特集番組で名前を拝見したことがある程度の予備知識ほとんど無しの状態で読んだのですが、これは凄い人だと思いました。自分がフィールドで体験したことと自然の観察から導き出された哲学から現代科学をバッサリと否定してしまいます。(全て否定という訳ではなくその根底の方法論をです。)自然は自然のままで既に完全に調整されているからそこに人間が浅はかな知識で干渉すれば自然の流れをぶち壊してずたずたにしてしまう。さらに人間は自分のしたことも理解していないというのが氏の主張です。そしてその主張の裏付けが25年間不耕起の田んぼや畑でそこから充分な量の収穫を得ている現実。まったく凄いスケールの人がいたものです。サラッと読む本ではなく、何度も読み返す必要がある本です。

副島隆彦著 「やがてアメリカ発の大恐慌が襲いくる」
何とも恐怖を煽るような題名ですが最近の経済動向が気になって読んでみました。(実はアマゾンの古本で安かったというのもありますが)読んでびっくり。引用すると「その原因となるものはアメリカの金融・与信システム自体が内部に巨額の不良債権を抱えていることである。アメリカの大銀行群やファニー・メイとかフレディイマックという日本の住宅金融公庫に相当する政府系の銀行が抱える巨額の不良債権が露呈して破裂する形での金融危機がやがて起きるだろう。」まさにその通りになっているのですが、この本がかかれたのが2004年の春なのです。(サブプライム・ローンの問題が発覚したのが2007年夏)この時期にここまで公言することの出来る人はいなかったと思います。分かっている人はいたと思いますが、公言してもしそれが外れたら命取りになってしまいますから余程の覚悟・自信がなければこうは書けないでしょう。意外だったのが氏がコンドラチェフ・サイクルを重視する点で同様に陰陽道や四柱推命学にも意味があるとする柔軟な姿勢も意外でした。未来を予測出来ない経済学ではその対策も立てられないからそんな経済学は不要と言い切る氏の姿勢は痛快です。ただその歯に衣着せない発言故にマスコミからは敬遠されているようで残念です。この本によって資本主義がサープラス病とも言うべき不治の病を自身の内に宿していることが分かりました。問題の根はとても深いところにあるのですね。

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