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晴れのち自転車時々猫

チェリー、スミレ、スパッツ、スージー、それに自転車とかカメラ類と戯れる日々を綴ります。



Jupitar-3をメンテに

1月頃だったか1本のロシア製レンズが届きました。届いたのは黒い鏡銅のJupitar-3 50mm/F1.5。いわゆるZeiss Zonnarのパチ物と言われるレンズでライカ用スクリューマウントです。傷もほとんど無く光学系もきれいな状態で見た目は新品同様品。しかし見た目だけでは分からない問題がありました。それはヘリコイドがチョー硬いこと。恐らく長期間大事にしまわれていた間にグリースが変質して固化してしまったのでしょう。あまりに硬くてへたするとヘリコイドを回そうとしてレンズ・マウント自体が回ってしまうくらいです。2月に三浦海岸の桜を撮りに行った際にこのレンズを持っていったのですが、硬いヘリコイドのせいで撮影が辛く、途中で他のレンズに交換してしまいました。

最近ゾナーが自分の好みに非常に近いことが分かったのでこのJupiter-3でいろいろ描写を楽しもうと目論んでいたのですが、いかんせんこれでは撮影意欲自体が削がれてしまいます。良質なゾナーを買えば一発で解決なのですが、そうもいかないのでメンテに出すことにしました。まずあたったのは浅草のハヤタ・カメララボ。ここなら安心して預けられるだろうと思って調べてみたらちょうど海外出張で閉店とのこと。次を探してみて見つかったのが東京カメラサービス。場所は小田急線の千歳船橋駅近く。HPを見るとカメラの修理教室(!)もやっているらしいです。こちらは国産カメラがメインだそうですが問い合わせるとやってみましょうということで預けることにしました。

土曜日にお店にレンズを持ち込んだのですが、小さい店舗の壁三面が銀塩カメラで埋まっているという脅威の店構えで一瞬ここは天国かと思いました。いろいろと懐かしいカメラがズラーリと陳列されています。よく見ると控えめに「非売品」と書かれているのでこれらのカメラはお店のコレクションなのかも知れません。その他にも整備・クリーニングされたカメラ・レンズが店頭に置かれてます。レンズをメンテに出すことも忘れてまずはジャンク漁りとなってしまいました。見つけ出したのは、

・SMC Macro-Takumar 50mm/F4(M42) 前から欲しかったレンズ
・Canon 50mm/F1.2 SSC (FD) これも前から欲しかったレンズ
・マミヤプレス用6x7ロールフィルムフォルダー ピンホール・カメラ自作用に

他にもいろいろありましたが切りがないので打ち止めにして、Jupter-3のグリスアップをお願いしました。国産カメラメインでやっているため輸入物は得意ではないようですが、恐らく出来るでしょうとの話で預けることにしました。一般的にロシアレンズは価格が安いのでそれに対してメンテ代が高めになってしまいますが、レンズにしても所詮機械物、きちんと動いて始めて正しく評価が出来るはずです。それをやらずにロシアレンズ=ダメレンズという図式はおかしいですね。きちんとコピーしていればほぼゾナーと同等の写りのはずです。もしかしたらゾナー以上の魅力だってあるかも知れません。このJupter-3、光学系は美しいのできっと素晴らしい写りを披露してくれるんじゃないかと思います。ちなみに現代版ゾナーはこちら

コメント

プロの修理屋さんでも初めての機種はてこずるようです。まして経験のないシロウトでは超てこずるのは当然ですね。でも面白いのですよ、これが。一種のメカ・パズルというか、知恵の輪というか、知的興奮を味わうことができます。その結果として直る・直らないというのは別の問題です。今のところ敗北するケースが多いのですが、こんな面白いものをお金を払って他人にやらせてしまっていいのかな、とか思うこともありますね。(笑)

  • 2009/04/04(土) 20:58:01 |
  • URL |
  • Nash #Dg7UdZ/w
  • [ 編集 ]

ますます深みにはまってますね。(^^;
カメラは何台か分解したことがありますが、古い機種はネジが錆びていて回すと折れてしまったり、過去の修理の痕跡が見つかったりで、とても素人がメンテ出来るものではないと思いました。
カメラのメンテはその道のプロに任せたほうがいいですね。

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