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晴れのち自転車時々猫

チェリー、スミレ、スパッツ、スージー、それに自転車とかカメラ類と戯れる日々を綴ります。



さようなら バラードさん

先日夕刊を開いたところ、目に飛び込んできたのはJ・G・バラードが2009年4月19日に亡くなったという記事。特別ファンだったという訳でもありませんが、ちょっとショックを受けました。若かりし頃読む本といえばSF物ばかりでした。そんな時に話題の書、バラードの「結晶世界」を手に取ったのが最初だったと思います。不思議な物語、これがSF?、変な残留感というか虚無感のようなものが強く残った感触を今でも覚えています。引き続いて「狂風世界」、「沈んだ世界」、「燃える世界」、ヴァーミリオン・サンズの短篇集などを読んだものです。

どれもストーリーを全く覚えていませんが、共通する違和感といっても良い独特の感覚は覚えています。面白いかと問われれば否と答えてしまいますが、最近もう一度読んでみたいなと思っていた矢先だったのでした。(一番有名な作品はスピルバーグ監督で映画化された「太陽の帝国」でしょう。)以前に読んだ作品も70年代までのようですからその後の作品も今度は味わってみようかと思います。

J・G・バラード

コメント

バラード本人が写っていたとは知りませんでした。映画は確かに違和感がありましたが、当時の上海事情などよく描いていて結構楽しんだ記憶があります。

小説の方はSFという形は取りながらカガク的根拠の説明がいっさいないというのが不思議でした。多分「そんな説明よりも大切なことがあるんじゃないかい?」ということなんだろうと思います。当時はカガク的根拠無しのSFなんて成り立つ訳がないと思われていましたから、彼はまさにちゃぶ台返しをやってのけたんですね。ジャンルとしてはSF純文学(?)とか言われるようです。そんなバラードの世界を映画化するチャレンジャーが出てこないかなぁと無理とは思いながら淡い期待をしています。(そう言えば、タルコフスキーの映画の雰囲気はバラードの世界に似ているかも。)

  • 2009/04/28(火) 00:29:34 |
  • URL |
  • Nash #Dg7UdZ/w
  • [ 編集 ]

小説は読んだことがないですが、

スティーヴン・スピルバーグ監督の「太陽の帝国」は映画館で見ました。例によって日本軍の描き方が少し変で、後半は主人公の子供がヒステリック過ぎて違和感がありました。
J・G・バラード本人がエキストラの一人として写っているシーンがあり、撮影現場で原作者の立場でアドバイスをしたかもしれません。
体験=小説=映画 ではないですが、J・G・バラードの実体験と思われるシーンは散見されます。

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