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晴れのち自転車時々猫

チェリー、スミレ、スパッツ、スージー、それに自転車とかカメラ類と戯れる日々を綴ります。



ZIPPOで直す

中古カメラや中古レンズ、手に取ってよく見てから買う場合は事前にチェック出来ますが、ネットで購入するとなると現物に触れることが出来ないので確認出来ない点があります。おおよそ外観、レンズの状態などは写真で判断することが出来ますが、分からないのはファインダーの見え具合とかメカのタッチ。これらは実際に覗いて触ってみるしか方法がありません。

さて、今回上海から届いたKodak Anastigmat 15mm/F2.7、とても美しい外観で値段も$20台ということで「ラッキー!」と思ったのですが、到着してみるとヘリコイドが完全固着!どんなに力を込めて回そうとしてもピクリとも動きません。おまけにヘリコイド部分が思いっきりギザギザ模様で指が痛いこと痛いこと・・・・。まあ安かったし、こりゃー固定焦点で使うしかないかなぁ、という状態でした。

20090920-1.jpg
Kodak Anastigmat 15mm/F2.7


しかし、たまたま見たページ(コデラ的-Slow-Life)でたいていのコンビニで買えるZIPPOライターオイルが固着解消に有効という話を読んでダメもとで早速試してみました。最寄り駅前スーパーのレジ付近で見つけ、お値段は450円也。これでほんとに固着が直ればお安いものです。匂いは言わずと知れたZIPPPOライターの香りで、試しにうちの猫に嗅がせてみるとすっ飛んで逃げていきました。触ってみるとサラサラな揮発性の高い油です。

恐る恐るヘリコイドの隙間部分へ注入開始してみました。入れ過ぎるととんでもないことになるのでほんの少し垂らしては厚手のタオルの上からヘリコイドをグッと回してみます。何回かやった後で、「あれ?、今もしかして動いたのかな?」という微かな手応え。タオルを外してみると数ミリですが、動いてました。さらにがんばってタオルの上から力を込めてひねると動きました!かなり固いですが、大きく回るようになりました。

こうして徐々にほぐすようにしてヘリコイドを回しているととうとう全域で回せるようになりました。多少固い部分もありますが、これなら何とか実用レベルです。古いグリースが復活した訳ではないので、いずれ分解清掃してグリースを交換しなければならないでしょうが、臨時処置としてはこれでOKですね。早速G1へマウントして試写してみます。ちなみにレンズ自体はKodak社の専用マウント(Sマウント)なので、同じくKodak製のS-CマウントアダプターでCマウントへ変換してからG1へ装着します。(Kodak製の古い16mmシネレンズはCマウントとは限らないので注意が必要です。またS-Cマウントアダプターが案外レアだったり高価だったりします。)

20090920-2.jpg
レンズはSマウントなのでS-CマウントアダプターでCマウント化


フォーカスが15mmということでG1のセンサーがフルサイズ(L)の場合は丸くなってしまいます。センサーサイズをMにしてRAW出力無しのJPEG出力にすると画角は狭まりますが、コーナーのみちょっと欠ける程度で写ります。スナップなどにちょうど良さそうです。また、結構寄れる(最短15cm)のでマクロレンズ風にも使えます。

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コリウス(紫蘇科)

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