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晴れのち自転車時々猫

チェリー、スミレ、スパッツ、スージー、それに自転車とかカメラ類と戯れる日々を綴ります。



Solaris (2002)

久しぶり(1年振り?)にプロジェクターに灯を入れてリメイクされた「Solaris」のDVDを観ました。元祖「惑星ソラリス」を観たのは高校生の時だったか、あれも美しく衝撃的な名作だったと思いますが、この2002年のリメイク版も観終わった後の不思議な感触が素敵です。リメイクは大体オリジナルを越えることなく終わってしまうというのが通例だと思いますが、オリジナルとは違う面を同じモチーフを使って展開して大いに成功してます。

SF映画の形をしてますがエイリアンもライト・セーバーも転送装置も爆発もなし。これがハリウッド作品というのが信じられないくらい(笑)。なので当然ながら興行成績は苦しかったようです。主人公ケルヴィンを演じるのがジョージ・クルーニーという配役も何とも意外ですがそれまでの彼のイメージ(ニヤけたハンサム野郎?)を覆して過去の自分の行いに葛藤する主人公という大役を果たしています。主要配役はクルーニーを含めて5人だけですが皆個性的で的確なキャスティングです。

監督はスティーブン・ソダーバーグ。彼曰く、時代背景は近未来だが特にいつでもない、テクノロジーのことはどうでもよい、描きたかったのはラブストーリーだったのだそうです。がそのラブストーリーが一筋縄でないところがリメイク版の凄いところ。編集も凝っていて見ている方も「えっ?」と混乱させられますがよくハリウッド大作でこんな編集が出来たなと驚きます。通常ハリウッド作品と言えば大衆受けを狙って単純明快が原則ですが、「Solaris」からはインディペンデントの匂いがプンプンするのですね。これはプロデューサーだったジェームス・キャメロンの影響が働いたのかも知れません。キャメロンは「このような映画はこの10年なかったし、これからの10年もないだろう。」と豪語していますが本当にそうかも知れません。ガムラン音楽風のサウンド・トラックも妙に画面にマッチしていて気に入りました。時間がある時にまた通して見たくなる映画です。

 ・Solaris (2002)
 ・Solaris (1972) 

コメント

「惑星ソラリス」は

えんえんと都内の首都高を走るシーンがありましたね。
あの頃はそれが未来のイメージだったんだなぁ。
リメイク版見てあらためておんなって怖いなぁと思いました。(笑)

  • 2006/07/01(土) 00:22:34 |
  • URL |
  • Nash #Dg7UdZ/w
  • [ 編集 ]

惑星ソラリス

邦題「惑星ソラリス」は昔テレビで放映されたのを見ましたが、冗長でおもしろくなかったという印象だけが残っています。
リメイク版のほうがスタニスラフ・レムの小説「ソラリス」に沿った内容になっているとのことですが、私はまだ見てません。しばらく前に五十嵐さんも見たいと言ってました。
中古DVDでも探してみようかな。

  • 2006/06/30(金) 17:31:06 |
  • URL |
  • nekono #-
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