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晴れのち自転車時々猫

チェリー、スミレ、スパッツ、スージー、それに自転車とかカメラ類と戯れる日々を綴ります。



スタートレック

スタートレックはその当時テレビ放送をいつも楽しみに観ていました。大体一話完結のストーリーは毎回意外性に富み、メインの登場人物のアクの強さもあって強いインパクトがありました。トレッキーと呼ばれる熱狂的ファンが生まれるのも無理ありません。そんなスタートレックの新作映画がタイトルも「Star Trek」とオリジナル・タイトルを掲げて封切られたので観てきました。

今までさんざん演じられてきたキャラクターを全く新しい俳優を使ってやろうというのですからこれは製作者にとってはすごく怖いことでしょう。ここで観客の心を掴めなかったらいくら他が良くても評価されないと思います。でもエイブラハム監督はこれをやり遂げたようです。印象的なのは子供時代のカークとスポックがなかなか可愛らしかったこと。この子供時代のエピソードに将来が暗示されていたりします。今回意外だったのはスポックが感情を積極的に出すシーンが多くあったことです。(スポックって純粋なバルカン人ではなかったのですね。)

ストーリーは結構複雑で、なんでスポックが?とか、どうしてスコットがここに?と見終わってからもよく分からなかったりすることろがあります(笑)。キャップテン・カークの文字通り誕生から艦長就任までを2時間でまとめようというのですから詰め込み過ぎの嫌いがありますが、とはいえ近年のスタートレック物の中では良い出来ではないかと思いました。


とってもダークなダークナイト

久しぶりに映画館へ。いろいろと巷の噂に聞こえて来るダークナイトの評判がやけにいいので気になっていた映画です。いまさらヒーローものかよ、という感じもありますが監督があの眩暈映画メメントのクリストファー・ノーランということでもしやという期待があって観てきました

延々と流れるエンドロール・・・・・・場内シーン・・・・・・
とうとうエンドロールが全て流れ終わるまで誰も動けませんでした。平日で観客が少なかったせいもありますが、あまりに内容が濃すぎて軽いショック状態。さすがノーラン監督、ハリウッドの縛りの中で良くやったというしかありません。タイトルに偽り無し、全くダークな物語になっています。ダーク過ぎてヒーローものだからと言って家族で観るにはちょっと適さない映画になってしまいましたが、大人のエンターテイメントとしては文句ありません。キャスティングも皆最高の割り当てですし、何より敵役ジョーカーの描き方が素晴らしい。亡くなってしまったヒース・レージャーのジョーカーを越える演技というのは恐らく無理でしょう。勿論何でもかんでも素晴らしい訳ではなく、ストーリー展開が難解になり過ぎたきらいがありますが(ついていくのがやっと!)、ノーラン監督としてはこれが妥協の限界だったのでしょう。時間があるならDVDではなくて映画館で陰謀と疑惑と裏切りの街・ゴッサムシティーを訪れることをお勧めします。

ギャラクティカ!

今年1月から放映が始まった「バトルスター・ギャラクティカ」、なかなか面白くてはまっています。最初のオリジナル番組「宇宙空母ギャラクティカ」が1978年放映(30年前!)、その頃の大ヒット作「スターウォーズ」にあやかった柳の下のドジョウを狙うような作品でしたが、新シリーズはかなり感触が違います。基本的な舞台設定はほぼ同じで、機械化種族サイロン帝国との戦争で生き残った人類5万人と共に宇宙空母ギャラクティカがサイロンの追っ手をかわしながら新天地「地球」を目指すというもの。

全然同じじゃないかと言われればそれまでですが(笑)、この新シリーズでは敵サイロンがかなりパワーアップしており、ロボット型だけではなくて人間そっくりのサイロンとか自分を人間だと思っているサイロンというのが登場します。そして人間型サイロンが艦内に紛れ込んでいるかもというシチュエーションが話を面白くしています。そのサイロンがえらく露出度の高いおネエさんで人間の頭の中に妄想として現われたりしてかなり演出が大人向け仕様。サイロンの戦闘機を操縦しているのもオリジナルではメカっぽいロボットでしたが、新シリーズでは有機生命体(サイボーグ?)というように面白い道具立てになっています。また人間ドラマという要素もたっぷりで各話いろいろな謎や疑問を含みながら展開していくという連続ドラマの王道を行く作り込み。CGも丁寧な作りだし、俳優も味のある人が出ているのでついつい見てしまうのですね。米国ではその人気に押されて現在シーズン4(最終?)が放映されているようです。

宇宙空母ギャラクティカ(Wikipedia)

ラ・ジュテを入手

例の気になる映画、ラ・ジュテを探してみましたがかなり高め。確かにハリウッド物と比べるとはるかにマーケットが小さいでしょうからしょうがないのかも知れませんが。ヤフオクにも出ていましたが、ちょい傷で6,000円とか未開封品が1万円強という感じです。目当ては30分のショート・フィルムなのですからさすがに・・・・。

で、結局新品で入手しました。渋谷のアップリンクという所で在庫があるということなので、事務所に行く途中に寄り道してゲットしました。ファクトリー・シールが破けていたので10%引きとなって5,010円也。「ラ・ジュテ」と「サン・ソレイユ」の2本が収録されたものでした。これでようやく見れると思ったのも束の間、DVDプレーヤーが不調(再生不能)だったのを忘れていました。 orz

ふと、事務所の近くのメディア・パレット店でDVDプレーヤーの安売りをしていたのを思い出し、寄って見ると4,980円也。恐らく過剰在庫の処分なのでしょう。Made in Chainaで聞いたことがないブランドですが、要件を満たしていれば構うものかと買いました。やれやれ、これでやっと観れます。
しかしハードの値段とソフト1枚の値段がほぼ1:1とはねぇ。

気になる映画 ラ・ジュテ(La Jetee)

ちょっと気になる映画があり、どうしても観たくなってきました。タイトルはLa Jetee(ラ・ジュテ:送迎台の意)というフランス映画、新作ではなく1962年に製作された30分弱のショート・フィルムです。今から45年も前の作品ですが調べてみるとなかなか興味深いことが分かってきました。テリー・ギリアムはこの作品にインスパイアされて12 Monkeysを製作したのだそうです。インスパイアというよりは再映画化といった方が良さそうです。12 Monkeysの元ネタになったことから分かるようにラ・ジュテはSF映画ですが、映画とは言ってもほとんどモノクロ写真のスライド・ショーで構成されており、それにナレーションを組み合わせて作られています。手法からすると12 Monkiesとは全く異なるもので、いわゆる商業的ヒットを狙って作られたものではなさそうです。今回気になった原因はこの映画のレビューをIMDBで調べてみると異様に評価が高いことです。いくつか引用して見ると、

・Timeless work of art.
・One of the most powerful short films ever made.
・Perfect form, perfect story, perfect film.
・What an extraordinary film!
・A movie that changed my film-watching life.
・Still one of the greatest science fiction films ever made.
・The most heartbreakingly despairingly romantic science fiction film ever made.

辛口なIMDBのユーザーズ・コメント、それも古いフランス産SF映画にしては異常な高評価です。(もちろん中には「眠くなったよ」なんてコメントもありますが。)画面が動いてこそ映画なのにあえてモノクロ写真を並べた展開でこんな高い評価を得ているのか、全く不思議です。中でも最も気になったコメントは次のようなものです。

But when the film ended, there was about 30 seconds of stone-silence before the murmuring began.

murmuringとは上映後のざわめきのことですが、むぅ、30秒のストーン・サイレンスって何でしょう!?
これは絶対観てみたいですね。

追記:
監督はクリス・マルケルという人。Wikipediaで調べるとハリウッドなんかとは無縁な随分と硬派な映像作家のようです。Wikipediaにも書いてありますが、お茶目なところもあるようで、「現在パリ在住、インタビューは受けず、彼の写真を頼まれると彼の猫ギヨムの写真を代わりに提供する。」のだそうです。

The Closer

ケーブルテレビで放映されているThe Closerがなかなか面白く、毎週楽しみにしています。毎週完結の警察捜査物なのですが主人公は女性捜査官のブレンダ(キーラ・セジウィック、旦那はケビン・ベーコンだそうです。)、このキャラが良く出来ていて味があります。一見ちょっと頭の弱そうな金髪のオネーチャンに見えますが、捜査では抜群の推理力と論理で真犯人を追い詰めて行く、かと思えば自分の捜査結果の真実に打ちのめされて恋人のFBI捜査官に慰めてもらったりと単に強い女性と言うだけではなく、男性的な側面と女性的な側面の両方を兼ねたキャラという珍しい主人公なのです。LAPD殺人特捜班という男性優位の職場でいつも偏見やいやがらせといったプレッシャーを背負いながら事件を解決していくブレンダの姿を見ているとつい応援したくなってしまいます。またストーリーもアメリカの複雑な現実が色濃く反映した物となっており、勧善懲悪では片付かないちょっとビター(?)な味わいでエンディングは視聴者にさぁ、どう思いますか?と問い掛けるような構成なのも好みです。テレビドラマの連続警察物という枠組みの中でこれだけ面白いものを作れるのは脚本家の手腕が大きい気がします。

HOUSE

最近はまりつつある洋物テレビドラマがあります。Nashは最近テレビドラマなんてあまり見ません。ERとかも確かに良く出来ているとは思いますがなぜかのめり込む所までは行かないのですね。それがFOXチャンネルで放映し始めた「HOUSE」の1発目を観て珍しくすっかりはまってしまいました。

最大の魅力は主人公ドクター・ハウスの歪んだキャラクター(笑)。口癖は「人は嘘をつく」で表情からしてもし自分が患者だったら絶対主治医にはしたくないタイプです。直接の診察はしようともしないし、診察すれば患者に皮肉をあびせるという具合でよく主人公役にこんなキャラを立てたなと感心します。もし日本のドラマの中で医者に「人の尊厳なんてものは存在しないんだ。」なんて言わせたら大騒ぎでしょう。HOUSEの中ではそんなセリフがポンポン飛び出してきます。

性格が歪んでいるだけでは単なる悪役になってしまいますが医者としての腕は超一流で自信家という設定がさらに輪をかけて話を面白くしています。歪んだ医者と言えば思い出すのがブラックジャックですが観ているとブラックジャックの方がまだ純粋だなぁなんて思ってしまいますね。

話は毎回原因不明の難病の患者が・・・というストーリーですが、当然検査をしても原因特定が出来ないケースや矛盾する結果が出たりするケースと難問ばかり。これらを常識に捕らわれないで解決していくのが話の中核になっています。最近気が付いたのですがこの原因不明の問題を解決していくプロセスがどうも自分の知っているソフトのデバッグやシステムのデバッグによく似ていてそれでこのドラマに惹かれたのかも知れません。まぁそんなことは除外しても充分面白いドラマだと思います。

HOUSE

250,000個の・・・・(爆)

リンクねたです。
アメリカ・ソニーの液晶テレビBRAVIAのCM撮影のためにサンフランシスコの街中で一区画を閉鎖し、そこに250000個のスーパーボールを一気に放出したのだそうです。CGはいっさい使ってないということでなんとも凄まじい企画。これを考え出して(普通考えないでしょ)、その案を採用して(普通採用しないでしょ)、実際にやってしまう(普通やらないでしょ)のは感性の違いということなんでしょうか。

 ・CMのクリップ
 ・CMのメーキング

bravia.jpg


今回はボールでしたが次回はペンキを使ってやるそうです。うへ?、発想力の違いか。

Pirates of the Caribbean: Dead Man's Chest (2006)

久しぶりに今日は朝から映画館へ。毎月1日は映画の日とかで1000円で観れるのですね。J氏と8:45に豊島園のユナイテッド・シアター前で待ち合わせということで南米号で環七を北上、練馬駅付近で道に迷いましたが38分で到着しました。意外と近いです。このシアターはTHX認定館で内部には4つのシアターがあり、ロビーも広く清潔で良い感じです。朝一の時間なので夏休みにしては子供も少なく空いていて良い席を確保出来ました。本日のお目当てはディズニーの「カリブの海賊」。前作も劇場で見ていたので続編もということです。実を言うとNashはジョニー・ディップが大好き。どんな役であっても全力で演じ切る彼の姿勢は惚れ惚れするものがあります。また演じる役によってキャラがガラリと変わってしまう辺りから恐らく凄い集中力の持ち主なんじゃないかと想像します。

このシアターは初めてですが音が抜群、画面も綺麗、シートも快適でお金を払って来る価値ありです。やはりホームシアターでの映画には限界があるなぁと感じさせられてしまいました。(特に音響面、こんな音を家で出したらパトカーが来ます。)映画も本作は続編ですがなかなか面白く、CGもようここまで作り込むなぁと感心する出来。たまにはこういうゴージャスな映画もいいものです。来年の続編「カリブの海賊3」が楽しみですね。

軽く昼食を取ってから新青梅街道->環八->井の頭通りと走って久我山のJ氏宅へ。J氏本人は電車なので15分ほど家の前で待ちぼうけとなってしまいました。しばし情報交換などした後、今度はDVDで「チャリーとチョコレート工場の秘密」を鑑賞。これもジョニー・ディップなので選んだのですがやはり彼は面白い。どうも別のキャラを演じることを楽しむ(?)才能があるんじゃないかなと思います。本来それは不自然なことなのでやっている方としては余り楽しんでいる余裕はないはずなのに彼の演技にはそこに余裕らしきものが感じられるのです。午前中に見たスパロウ艦長とウォンカ社長が同じジョニー・ディップと思うとなんとも可笑しいです。映画の内容はこれはティム・バートンが監督ですから押して知るべし(笑)。まぁよくもここまで映像化したものと呆れてしまいます。一番笑えたのはナッツの殻むき室。たぶん大変な苦労があのシーンにはあったんじゃないかと思います。

本日の走行距離:28km

 ・Jonny Depp

Under The Tuscan Sun (2003)

他のDVDを観た時に冒頭のトレーラーを観て興味をそそられて観てみました。邦題は「トスカーナの休日」で主演はダイアン・レイン。彼女を記憶しているのは「Street of Fire」くらいでその時はネエちゃんって感じだったのですが本作では円熟した女性でなかなか魅力的です。軽いラブコメかなと思ったのですがなかなかどうして渋い作品でよくあるアメリカ映画の枠からはみ出したような感覚があって楽しめました。

恐らく撮影の大部分をイタリア人スタッフでイタリアで撮影されたことが強く影響してしているんだと思います。それから監督が女性であることで演出が細やかなことも関係がありそうです。(この監督は本作の次に「Shall We Dance」をやってます。)美しいトスカーナの景色や何ともイタリアっぽさ(?)のあるストーリーでニヤリとする処も多いのですが、主人公フランシスが友人から言われて自分がここで何をしたのかに気が付く最後のシーンに本作のメッセージがこめられているようです。人生に挫折したことのある人には男女関わらず是非お勧めしたい映画です。

Under The Tuscan Sun